ル・コントワール・ブノワのエグゼクティブ・シェフ
大東総料理長の料理教室に行ってきました~
メニューは、「的鯛のリヴィエラ風」
デモンストレーションでもなく、講義でもなく、プチ実習ですね。
実際にキッチンの中に入って簡単な作業を実習し、メイン料理を仕上げます。
(仕上げるのはシェフです)
ソースパンの中で、サンピエール(的鯛)にスプーンでソースを何度もからめて
火を通しながら、最終的にコクのあるソースに仕上げる作業があるのですが
ソースをかけるスプーン捌きの手際が美しくなめらかだったので
ソースを作るためのプロにしか売ってない道具のスプーンかもしれない!
と思い、ひっそりと聞いてみたところ・・・
百均のスプーンで大丈夫ですよ。 って教えてくれました。
腕ですねウデ。道具のせいにしちゃいけませんよ!⇒私
↓大東和彦総料理長↓ フレンチの巨匠、アラン・デュカスとともに関西電力のCMに出演中
お若くてびっくりしました。見た目ではなく実際にお若いのです。すごいな~
「総料理長」という肩書から勝手に年齢層を上に想像していたので驚きました。
フレンチは食の芸術に位置しているお料理だと思っているのですが
こだわりと感性で料理し、美味しいという感動とともに形がなくなる瞬間の芸術という
形に残らない命ある花の瞬間美を求め続けるマイスタリンの職業と共通する
何かがフレンチには存在すると感じます。
うまく言えないけれど。。。
形に残らない贅沢のあくなき追求をお客様に提供し認めてもらう職人の醍醐味みたいな
自分の業界だけにいると、忘れてしまいそうな何かを思い出した有意義な時間でした。
次回も予約がとれますように♪