先日の花束の小道具の続き!
現状の日本で知られているドイツのフローリスティックは、理論にもとづいたどちらかというと現代というよりも、古典的な自然理論の花ばかりです。ちょっとざんねんです・・・(-"-)
日本のいけばなでも、過去500年をさかのぼり時代背景に伴った様式や美意識があるようにデザインや芸術って、どんな国でも温故知新がとっても大切ですね。
今回の花束はドイツの花屋でよく使っていたキラキラもの⇒
ピアレンツ(日本では花束に常用していないので日本語訳がわかりません)を使った花束です。
生き物である植物の花と、プラスチックのパールという素材をどれだけうまく調和させひとつの花束として融合させるか? ピアレンツが多すぎてもうるさいし、少なすぎても目に留まらない。
このさじ加減と何の花に使うかで、花束の良し悪しが大きく変化するので微妙なバランスです。
赤いバラのみで品のある花束というご注文でしたので、ご要望への検討の結果
ピアレンツの光の反射を利用する花束キラリンっ☆小細工をさせていただきました。
まあ企業秘密レベルではまったくないので(笑) 花束テクニック初級編でした♪