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地震と豪雨・平成最後の夏

6月18日の大阪北部地震に引き続き、平成30年7月豪雨による洪水浸水土砂崩れと2018年の夏の始まりは被災続きとなった関西地方。

マイスタリン所在地域ではあるものの、有難いことに特別な影響はなく通常営業させていただいています。

大阪と京都の中間付近に生まれ育ち長い年月をこの地で生きていますが、危険注意地域として自分が今いる所在地名がピックアップされるのは生まれて初めての事。にも関わらず被災のない地域で、遠くで発生した災害としか思えないくらいに全てが平常すぎて申し訳ない気分でニュースを見る日々です。

6月18日の地震は、結構揺れたもののどこでだろう?くらいに呑気でいたら最初の情報の震源地が「ここ」とされていてびっくり。地鳴り音はすごかったけど、阪神淡路大震災の時よりも揺れてないし、東日本大震災の時の方が不穏な揺れだった。胸騒ぎのするような地震ではなかったのに震度6で震源地が「ここ」とされていることが他人事みたいで変な感覚。震源地とされる場所と地盤が揺れて被害が及ぶ場所いうのは違うということなのでしょうかね。

同じく、震源地付近に位置するアトリエに保管してある商品や花器を恐る恐る確認に行ったところテトリスのように詰め込んでいた商品達は落ちる空間がなくひしめきあっていました。狭いんじゃ!という商品たちの叫び。東日本の地震後、気休めと思いつつPCや什器の配置を変え重い物を下に、落ちても良いものを上に入れ替えたおかげもありアートブーケが数個コロンと散乱しているだけでした。揺れの方向の運がよかったからだけど、本当に少しの心がけで難を逃れることもあると実感した地震でした。

7月7日前後の大雨、警報が沢山でていたのは近畿地方のように感じていたのだけれど、実際に大きな被害が発生しているのは九州、四国、中国地方、あまりの被害の大きさに言葉がありません。

高台の坂の中腹で暮らしているのでここは浸水の心配がない分、坂の下の川添いは避難勧告。自然の脅威の前では、ほんの数メートルで明暗が別れるのですね。自分の住所が避難勧告地域としてテレビの帯に何度も流れるのをみてすごい驚き。というのもタイミングを見て外出したとはいえ、移動時に傘は一度もさしていない程度の雨だったから。そんなに降った?本当にここ?という驚き。有難いことに全くの日常のままで終わりましたが、自然災害の脅威は自覚のない無意識の背後にいると知りました。

命を落とされた方たちも、まさか危険がそこに迫ってるなんて夢にも思ってなかったのだろうと思うに切ない。。。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。そして被災された方が少しでも早く日常に戻られますように心よりお見舞い申しあげます。

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