ヨーロッパらしい街並みにとけ込みながら佇むヴィクトリア様式の建築物に到着。内装飾・古美術・工芸・デザインを展示する博物館としては世界最大規模、全世界・全様式・全時代の美術工芸品が集結した「ヴィクトリア&アルバート博物館」
入場料は無料。
「ヴィクトリア&アルバート博物館」はデザインすること創造することを仕事にしている人がロンドンに来たなら、立ち寄るのが必須に思える勉強になる博物館です。
美術工芸品からファッションに至るまで現代の感覚に近い芸術品が全方位的な規模で展示されているのでイマジネーションを活性化させてくれます。何度でも行きたい。全てを見て回るには1日では時間が足りないのだけれど、多方面の情報が一度に入ってきすぎるので1日で見て回ると結局何を見たのかわからなくなると思う。
何を見るかの焦点を絞って欲張らずに見るのが秘訣な気がしました。ちょっと欲張りすぎてせっかく見たものの記憶が薄い。ビュッフェ(バッフェ)でお料理を隅々まで欲張ると高級なお料理でも美味しく感じないのに似ている。腹六分目程度が感度が良いのよね。
この博物館には、ウィリアム・モリスが手がけた素敵なカフェがあるのでゆっくりと寛ぎたかったのだけれど・・・休憩する間もなく閉館時間に(涙)がっかりしながら見上げたロビーの天井から吊り下げられていた不思議な存在感のオブジェ。
ロンドンの歴史的建造物は、ヨーロッパ大陸の歴史的建造物と比べると、キリスト教独特の宗教的な重々しさがあまりなくてどこか垢抜けた感じがします。関西人用語でいえば「シュッとしてる」
もしかすると私自身がヨーロッパ大陸的なものを見飽きていて古いと捉え、今までノーマークだったイギリスが新しいものとして目に映っているだけなのかもしれないけれど。自分のことは自分ではわからないだけに微妙な私の価値観のデータベース。
データベースを更新してみたロンドンからの第五報でした♪ (既に帰国しています。)
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