ゴールド・スタンダード ←数年ぶりに衝動買いしてしまった新書。
ザ・リッツ・カールトンの企業秘密本にもかかわらず、
ヒルトンの本屋(正確にはヒルトンプラザに入っているジュンク堂)のレジ近くに手に取らずにはいられないようにザザーっと並んでいた、リッツカールトンのライオンマーク。
大阪駅から地下をたどり利用できる高級ホテルと言えば、リッツカールトンかヒルトンですよね?
ターゲットとコンセプトは違えども立地条件からはある意味ライバル。。。
ヒルトンに、リッツの企業秘密本が並んでいることがすごい!と思ってそのままレジに(^^ゞ
そんな理由で、数年ぶりに買ってしまった本でしたが・・・かなり面白かったです。
会社というよりは企業というレベルにおいて知ってて当たり前。。。でも実践できない。。。
それができるのがリッツで、だからリッツが君臨できているのがわかる本とでもいうのかな?
マイスタリンが若いころ企業の重役の方々に教えてもらった小話がこれ読んで、まとまった感じ。
今頃納得。(遅)
経営者の中では有名なクレドって何ぞや?の原点が見えるものでもありました。
でも今回とっても、なーるほど!と思ったのが、リッツカールトンのコンセプトについて。
知ってました??
リッツカールトンは、個人の邸宅で寛いでいる気分になるような内装にしていること。
関西では最高峰といわれるリッツカールトン大阪の各階に置いてあるどの家具も、空間演出も
ホテルというよりは、外国の大きい家っぽいのはなぜなのか?
土地が狭いからとはいっても、他のホテルのもつ独特な空間の広さがないのはなぜなのか?
フラワーデザイナー駆け出しの頃、リッツカールトンの装飾に走りまわった時からの
ずーっとずーっと、マイスタリンのリッツカールトンへの謎だったんです。
やっと、謎が解けました。
本当に優雅な生活をしている人がホテルに求めるのは、
自分の邸宅でくつろいでいる時と同じようなやすらぎ感。
和洋を問わず、おもてなしとは奥が深いと思う一冊。 ゴールド・スタンダード
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