新・博物館 (Neues Museum) へ
「新」博物館といっても、1843年から1855年にかけて建設された
ベルリン博物館島の中では、旧博物館の次に古い博物館です。
Neues Museumの見どころの一つは、建物そのもの。
第二次世界大戦で深刻な被害を受け、そのまま閉鎖状態。
ドイツの東西統一後、やっと修復作業がはじまり、
2009年、70年ぶりに再オープンした博物館なので
壁や柱、天井、博物館の建物そのものに歴史の傷あとが見てとれます。
そしてメインの展示物は大きなものから小さなものまで、
古代エジプト頃の貴重な収蔵品の数々。他にも色々。
大きなものといえば、ミイラの入っていた石棺だったり、そういうものなので・・・
写真に納めるのは気が引けて、小さいものエリアの写真だけ。
エジプトもの?古代のもの?紀元前のもの? を見るのが大好きなので大興奮!
何千年も前に、作られたものが、残っていることがすごいのは明白なのですが
何千年も経って、作られた場所ではない土地へ運ばれ、
当時は地球上にあるとは思われてなかった、存在すら知らない遠い国からきた
同じ人間とはいえ、きっと見たこともない人種に見られている
ってことが、すごいことだと思うんですよね。
これらを残した人たちは、そこまで考えてこれらを残したのだろうか?
ミイラになった人たちは、当時とは違う観点で貴い。
とか考え出すと、何千年も経った今、ここで私の目がこれを見ていること、
今、ここにいることが、すごいと、博物館は芸術的観点とは違う角度で
鳥肌が立つような感動を覚えるのです。 きっとここはまた来るな~(笑)
新・博物館 (Neues Museum)は、入場制限があるので予約したほうがいいですよ。