祇園祭2017・後祭の山鉾建て
京の夏の風物・祇園祭から随分時間が過ぎてしまいましたが来年の夏のお勧めに写真を残しておきますね。
祇園祭後祭の山鉾建ての日に近辺に出かける約束があったので後祭ってどんなものなのだろう?と少しだけのつもりが結局全ての山鉾を見てまわってしまいました。後祭りは地味とは聞いていたのですが山鉾をゆっくりと見て回るにはすごく良いです。
日本三大祭りの一つ、大規模で歴史の深い祇園祭なのですが後祭の山鉾建てに限って言えば田舎っぽさのある懐かしい感じです。マスコミで報道される祇園祭の華々しさはなく本来の祇園祭の姿だったのだろうと思える昔から続く地元の人たちの温度感のある空気が好き。お祭り騒ぎではなくゆっくり芸術鑑賞したいなら後祭お勧めです。
山鉾建ての日は未完成の山鉾もあったり中に入ることはできないので完成した山鉾と内部を見るなら多少混雑していると思いますが宵山に行ってくださいね。
役行者山
一番北側の入口。写真に人がほとんど写っていないことからもわかるように近くでゆっくりと鑑賞できました。
八幡山
山を建てている最中でした。物が出来上がっていく過程をみるのが好きなのでラッキーな遭遇♪
黒主山
異色な空気を放つ黒主山。真っ黒で独特なかっこよさの中に桜のピンクのコントラストが個性的でした。
鯉山
鯉山→こいやま→恋山
若い頃、鯉山でチマキをもらうと恋が叶うと聞いていた恋山。今回初めて鯉山の説明を読んでみたところ…昇り竜を意味するのが鯉山。立身出世の山でした。どうりで(笑)
北観音山
タペストリーがすごい!
南観音山
このタペストリーを間近にゆっくりと鑑賞できる贅沢♪
浄妙山
大船鉾
後祭の鉾はこの大船鉾だけ。鉾の中にも入れるのでこの界隈は大にぎわいでした。
学生時代と京都で勤めていた頃は祇園祭のど真ん中に位置する場所に通っていたのですが、当時は近くにありすぎて貴重さや有難さに気づかず祇園祭の混雑を避けて過ごしていた日々。なんともったいないと今更に気づきながら、人生ってほとんどのことがそうなのかもしれないと歳を重ねたことを実感した2017年の祇園祭。
出店や祭り独特の賑わいはないですが人混みが嫌で祇園祭は敬遠していた人には後祭お勧めです。
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