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(株)マイスタリン・社長ブログ

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コロナ禍オタクで華流沼

華流沼

コロナが去ることはないものの、そろそろコロナ禍オタク生活が終わると思うのでコロナのおかげで楽しんだことを書いておこうかな。

コロナ当初はアニメの面白さを見直したものの超高速で新旧探究しすぎ飽きてきたところに現れたのが、中国の美男子達(笑)イケメンじゃなくて美男子。男女ともに俳優の顔面偏差値?美人偏差値?高すぎて美の基準がわからなくなってくる。眼福。中国のドラマ(華流)沼にはまる。ちなみに韓流は何年も前に卒業してます。

中国ドラマは50話前後が基本なので1週間の法定労働時間以上の拘束。現実から離れて頭の中をリフレッシュできるので弾丸旅行と想定すれば有意義だけど時間調整必要です。50話も見続けると登場人物達に情がわいてしまいロス感がすごい。

「ん?なに?美男子?よばれたから来たで。」「ごめん、よんでない。茶太郎はぷにょまっちょな優男。まずはダイエットしよか?」

お気に入り華流3作

長時間拘束なのでハズレは避けたい華流ドラマ。年間何本も大作続出で追いかけても間に合わないので旧作品ですが、課金して良いと思える私好みのお勧め3つ。どれも女性向きかな?

私の言う「課金」とは支払金額ではないです。お金を払って拘束されるのだから、その時間があれば自分の能力でいくら稼げるのか?を換算した合計が本当の「課金額」。暇つぶしではなく時間の価値なので自分の時給換算額を支払う価値があるのかという考え方です。

陳情令

「陳情令」をアマプラでなんとなくクリックしたのが華流沼の始まり。”肖戦”がアジア若手ナンバーワンに一気に駆け上った爆発的ヒットの仙侠ドラマ。原作の魔道祖師は完全BLだけど中国政府の監視もあり陳情令はBLが苦手でも大丈夫。人気小説の実写でストーリーが良い。ミレニアル・Z世代が主体となり制作していて若手俳優達がキラキラしていて麗しい。中国はもう古い国ではなく温故知新の新しい国だと電気が走る。無意識にあった他国への偏見を覆された瞬間とでもいうのかな?韓流の流行前に「シュリ」を公開時に観た時の衝撃に近い。

中国の次世代は次の時代の準備ができていると感じた作品。

蒼穹の剣

冒険ファンタジーアクション。私はハリーポッターよりこっち推し。ハリーポッターは児童書からの作品だけど「蒼穹の剣」は師弟関係や人生哲学が軸にあるので大人が見ても納得できる英雄ファンタジーに仕上がっているのかも。あえて言えば主人公のハリーポッターに心は動かないけど蕭炎には惚れる。この作品後、脇の俳優たちが出世しすぎて続編制作が不可能らしい。撮影時の若さで大物たちを難なく脇におさえこむ主演の”呉磊”に拍手。

映画でなくドラマでこのスケールができるのかと圧倒された作品。

狼殿下

純粋で残酷で美しい壮絶な愛の物語。”王大陸”が狼に育てられた男の設定だけでかっこいいのに”肖戦”と色男対決するなんてみるでしょ?と浅はかに見始めたところやられました。トキメキ爆弾と涙腺スイッチがいたるところに同時に埋め込まれ金縛り。お涙頂戴ラブロマンスは好まないのにOSTが流れただけで涙腺がゆるむ。過去10年以上で見たドラマの中で私的にはダントツナンバーワン。なぜもっと騒がれていない?

登場人物みんなを抱きしめたくなる程に心に刺さるので監督を調べてみたら台湾の同世代の女性だった。なるほど彼女の視点と感性がリンクしたのか。当事者世代でなくみるラブロマンスは人生を客観的にふりかえることができ味わい深い。

中国大陸・台湾・香港が調和されたら中国は最強と感じた作品。

 

「おれに出演オファーまだきてないん?」

「空(クウ)は風のようにとんでくるから時代にあってるけど、風邪治してからね。」
※ここに写真登場している地域猫(さくら猫)達には、弊社アトリエ敷地内の庭と食事を提供していますが距離を取り人馴れはさせないように気を付けています※

風に乗る?

2021年から風の時代の到来といわれて2年がたった。華流ドラマを見ていると2021年より前に風の時代に移行していると感じる。ドラマそのものが伝えているメッセージが「風の時代」な価値観で、人気をえる役柄も俳優も「風の人種」がほとんどだ。時の風がどちらに向かっているのかを示唆している気がしてならない。

IQIYI(愛奇芸)も入ってきたし字幕なしで楽しめるように中国語の勉強を始めるとしよう。一石三鳥と。

~追記・映画編~

別記事に書こうかと思うぐらい良い映画だったけどテーマは同じがいいので追記しておきます。

少年の君 (原題:少年的你、英語題Better Days)

壮絶ないじめのシーンもあり途中放棄する人もいると思うけど最後まで目をそらさず観ることをお勧めする。テーマが重すぎるのに透明で美しい。こんな言葉にできない感情にさせられる作品は滅多にない。何年か前に話題になっていたものの「いじめが主題」なので陰な気がして公開時は気がすすまず観なかったけれど…この映画すごい。

繰り返される世の無常の中で生きることを表現する長編ドラマは上手いが、複数のエッセンスを凝縮させる短編は下手と感じていた中国映画への偏見も見事に覆された。香港の監督作品ではあるけど中国映画であることには違いない。

中国の為政者達のやり方は受け入れがたいし問題がある。でも中国のドラマや映画を観ると中国人の持つ義理人情は心にささる。私は好きだ。独裁国家における為政者とその国民の人間性は必ずしも同一ではないと理解しなくてはいけない。同一視するなら負の連鎖は永遠に続く。白人至上主義の中だからこそ国際社会で守られてきた日本は、どの人種どの国どの地域が利を得るためのプロパガンダを日本も利用しているのかを複数の視点から冷静に見定めなくてはいけない時がきていると感じる。

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