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(株)マイスタリン・社長ブログ

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清明と桜

2011年は、4月5日が清明(せいめい)です。二十四節気の一つ。清浄明潔の略

「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」

天地に明るい光が満ち清らかで生命力にあふれた季節。春本番とでもいったところでしょうか?

長い冬を越えて、さあこれからだ!と、もっともパワーのみなぎる節気に感じます。

ちょうどこの清明に、日本列島の多くの場所で花盛り、桜が満開になる時期と重なります。

ところで、お花見についてですが・・・

「お花見」というのは時代や地域によってさまざまな意味をもっています。

奈良~平安時代、都で天皇や貴族達が桜を愛でたお花見は、風流なお花見のはじまりですが

「風流」というのは和歌を残すことのできる階級・地位ある人間ならではのもので、

民俗学の観点からみると、古来、農耕を行う文献に残らないような生活をしていた人には

桜の開花は農耕の開始の合図であり、桜の木に祈りや貢物をささげる行事であったり、

自然を畏怖し敬ってきた日本人独特の神事的な行事でもあったと記憶しています。

ただ、文献が残っていない田舎の生活や行事を確証するのは難しいので断言はできません。

いわゆる言い伝えであって日本昔話は、本当か?嘘か?にちかい昔話です。

この辺の細かい部分の説明は民俗学を研究されている方にお任せするとして・・・

桜の見ごろである「清明」の15日後、次の節気は「穀雨」です。

「穀雨」とは、穀物が育つころに降る天からの恵みの雨をさすことからもわかるように

自然の神様を尊ぶ日本人の心が継承されたのも「お花見」ではないでしょうか?

自然を畏怖し神に祈りをささげる「お花見」もあることを伝えたかったので

いつから存在しているのか? 遠い遠い昔からある古墳にて桜を撮ってみました。

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