プロポーズフラワーの花達のおかげで、薔薇が生活の一部と化しているマイスタリン
それならば薔薇についての情報知識を集めまくろう、様々な角度で薔薇を学ぼうと
日本フラワーデザイナー協会・大阪府支部事業の講演会に参加してきました。
会場は、ホテルモントレグラスミア大阪。
「ローズグロアー」として活動されている園芸家・大野耕生さんの薔薇の講演
TV・ラジオ・書籍執筆監修等、様々なメディアで活躍されている「薔薇の貴公子」
薔薇の貴公子・・・少し引いてしまう人もいそうな愛称ですが・・・
実際にお会いしてお話しさせていただくと、なるほど納得なイケメン貴公子!
カメラを持参していなくて残念 (笑)
さて、マイスタリンは薔薇を育てたことがなく薔薇園芸に関しては素人なのですが
園芸と切り花、薔薇の楽しみ方は違えど薔薇は薔薇。とても勉強になりました。
沢山の知識をいただいたのですが、その中の一つ知識をおすそ分け。
薔薇の香りに魅かれてしまうマイスタリンなので、印象的だった「香り」について
薔薇の香りは、おしべやめしべ等の花の中心部分や花粉からの香りではなく
花弁から香りがきはつしているのだそうです。はなびらからの香りなんですね。
そして、同じ薔薇でも時間帯や湿度や様々な環境要因によっても香りが異なるそうです。
香りと花もちの関係性についていえば、花弁から香りをきはつするため
香りのよい薔薇は花弁が弱りやすく花もちが悪く ⇒好い香りを楽しめるけれど花弁が弱い
香りのない薔薇は花弁が弱りにくく花もちが良い ⇒香りは楽しめないけど花弁が強い
一長一短ですね。 薔薇の香りと花もちについては経験上、香りのよい薔薇よりも
香りのない薔薇の方が花が強い傾向にあるとは気づいていたのですが、
単純に品種に関連しているのだろうと深く考えずにいましたが
「花弁が香る=花弁が弱る=花もちが悪い」ということが理解できました。
花弁が香るということを理解すると、ロマンティックなバスタイムを演出してくれる
「ローズバス」は視覚の美しさだけでなく嗅覚にも美しい効果があることも納得できます。
薔薇の花全体は枯れかけに見えても、中にはまだ生きている花弁もついているはずなので
薔薇の花弁だけをはずして利用すれば、余すことなく薔薇を楽しめますね!
薔薇を育てることも楽しんでみたいと新たな好奇心が芽生えた講演会でした。
有意義な時間をありがとうございました!