ペルガモン博物館 (Pergamon Museum)へ
ペルガモンは、現トルコのミュシア地方にある古代都市。
その「ゼウスの大祭壇」をドイツへ持ち帰り、展示するというより
建物の中に巨大な建物を建造したというほうがしっくりとくる大祭壇です。
外側の建物を修築工事する必要のあるくらいに価値のある建物の中に、
もっとすごい建物を入れてしまうドイツの力ってすごいと思う。
紀元前には、これほどの都市を作る富と権力と文化はトルコにあり
長い時を超えて、西ヨーロッパの権力が最大であった時代に、
これだけの遺産を、トルコからドイツへそのまま持ち去る。
富と権力と国の力、各時代における権力の移動が顕著に見える気のする
歴史的に見て意味深い、規模の大きすぎる博物館ですね。
↑この人がこんなところに!と思ったので写真を撮ったのに誰だったか思い出せない(^_^;)
アレキサンダー大王だったと思うのですが違うかもしれない。。。
そしてこの上から眺めたミレトゥスの市場門↓ これもまたすごい。
全ては紀元前のお話。エーゲ海の古代都市「ミレトゥス」
紀元前の話といえば、ギリシャ神話のように実体のないただの作り話
ただの神話としか思えないのですが、こんな風に実体が残っているんですよね。
ペルガモン博物館は日本語の解説のオーディオを借してくれますよ。