公益財団法人21世紀職業財団主催・明日のビジネスを担う女性たちの交流会へ♪
日本?世界?を代表する大企業の女性役員、素敵な先輩女性のお話を拝聴しに参加してきました。
堅い話の交流会かな?という予想のもと参加したのですがパネリストの女性役員の方達の優雅で美しい姿に驚きました。
社会で認められ、男性よりも仕事のできる一流の女性はしなやかで女性としても美しい。性別による得意分野や考え方、コミュニケーション能力の違いこそあれ、優秀な人に対して男性、女性で分けることは意味をなさず、人間として優れている人は輝いているというのが最大の感想。
社会的地位の高い女性に対して、どちらかというと男性よりも女性からの偏見の方が強いようにも思うのですが、そんな次元にはいない超越した品格がある美しい女性たちでした。
男性社会の大企業において役員や取締役にまで上りつめた生え抜きの女性、三者三様異なるタイプで、この中の誰かの何かに自分は似てるかもしれないと参加者に感じさせる3名を集めた主催者の選択もさすがです。
異なるタイプ3名に共通していたことは、できることをコツコツとこなしベストパフォーマンスを繰り返す、努力を重ね前に進み続ける人達。
出来上がった社会の中で人を引き連れて前に進むというのは簡単ではないはずです。その中で前に進み、世の中に社会に実績を残している女性達。男女を分ける意味はないといったものの、出世欲的な空気が見えず涼しい顔をしているしなやかさは女性ならではかもしれません。
とまあ、こんな話をすると男だから女だからの出口のない話にきこえてきますが、社会で活躍する女性をみると男だから女だからといったあれこれに、そもそも関わらない人だからこその活躍。要するに「人」。性別よりも「人」で判断される時代になってきたのだなあと時の流れを実感しました。
1986年男女雇用均等法が施行され30年が経ち、2016年4月には女性活躍推進法が施行されました。
2016年に働き始める常識と、私が働き始めた頃の社会の常識と、男女雇用均等法が施行された頃の常識と、そしてそれよりも前の時代の女性が働くということへの常識と認識は違いました。
と、いうことを現実的に理解できる世代とできない世代がすでに共存している時代の変化の中で、過去が間違いで現在が正しいとは一概には言えませんが、女性が社会で輝ける今の時代があるのは、過去にはありえなかった常識を作る努力を重ねてきた先人の女性たちがいたからこそだと感謝しなくてはいけないと思える時間でした。