プロポーズフラワーで、花束のオーダーメイドの対応の際には
お相手の女性像をつかむために、間接的な質問をいくつかさせていただいています。
質問内容は、都度かわるので質問マニュアルはありませんのであしからず(笑)
プロポーズフラワーのお客様の彼女、お相手である女性が
「ハワイが好き」「ハワイによく遊びに行く」という返答が意外に多く
「プルメリアの花」を花束に希望されます。
ですが、残念ながら「プルメリア」は、花束に使うには難ありなお花です・・・
プルメリアの花の部分だけをみれば、なぜに難あり?と思われるでしょう。。。
下の写真を見てもらうと花束等にできるような茎をもたないことがわかります。
木の幹の先端部分に、弱い軸のような茎が5センチほどあり、その先に花が咲きます。
プルメリアは、花の部分が結構簡単にポロっと取れますので
花の部分を切り取って、ブーケホルダーに差し込むタイプのブーケや
花首にワイヤを差し込んで作るコサージュや、ブートニアには難なく使えますし
針と糸を使って花の部分を連ねていく「レイ」にも適しているのでしょうね。
自然のままの花の状態ではなく「花」の部分を切り取ってアレンジする事には向いています。
ウエディングというシーンは、その日、その時、その瞬間が最も美しいことが大切ですので
その後、花がすぐに枯れてしまうことは問題ではありませんので
装飾目的の花であるウェディングシーンの花には、お勧めかもしれませんが
プルメリアは、プレゼント用の花束としては難しいですね。。。
ちなみに、日本の本島で営業している(株)マイスタリンでは難ありと感じるので
プルメリアの花束を、マイスタリンが制作するうえでは勧められませんが、
この見解がすべてではありません。
百聞は一見にしかず!
インターネットで検索すれば何でもわかったような気分になれる
そんな時代、世の中なのかもしれませんが・・・
プロとして気になるものは、自分の足と目を使い確認し、本物を理解すること。
そんなマイスタリンのポリシーの元、実物を確認してきた「プルメリア」です !