ハンプトン・コート宮殿
1514年枢機卿トマス・ウルジーが邸宅として「イギリスで最も豪華な館」を造らせたところ、そのあまりの素晴らしさにヘンリー8世に没収され、16世紀から約200年の間、王家の宮殿として使われてきた優雅なお城とお庭「Hampton Court Palace」
1838年、ヴィクトリア女王の命により一般に公開されるまで歴代の王や女王がこの宮殿を別邸として使用し王家により所有されてきました。時代の流行に合わせてチューダー様式からバロック様式へと改築や増築がされ建造物としてみるだけでも見応え十分。
現在、王室はここを使っていないので宮殿内部が公開されていてほとんど見学できました。
ヘンリー8世時代の大広間、600人の食事を賄った王室の台所、エリザベス女王のコレクションギャラリー、普通に?使われていたお部屋などなど、過去の遺物というよりはリアリティーのある宮殿内。ロイヤルが今なお生きている国というのが伝わってきます。
礼拝堂は現在も使われていて見学のできる時間がきめられています。教会に対して使う言葉ではないのだけれど内装飾がオシャレ。これまたシュッとしてる。
↑パイレーツオブカリビアンの撮影場所じゃない?
宮殿内部の写真がないと思ったら動画ばかりだった。。。
王家の権力を象徴するかのような各時代の特徴的な形式の見事な庭園が広い敷地に配されています。地図に記されている名前のついた見所のガーデンをざっと数えただけで14種類。全てを見ることはできなかったけれど、どれも美しかった。マジックガーデンや迷路園など遊びをたのしむお庭もありますよ。
宿泊先のオーナーさんに絶対に行ったほうがいい!!と何度も教えられ、直通で数駅の近距離だったので行っておかなきゃ悪いかなの気分で来たんだけど、結論としては今回のロンドンで一番のあたりでした☆☆☆
ヨーロッパのお城めぐりは正直なところ飽きていて好奇心低めで来たのに関わらず、凄くよかったです。宮殿だけでなくテムズ河沿いの風景や街並みも素敵でした。満足。地元の人のアドバイスは素直に聞くものですね。
王室のある国に来て自国のロイヤルの存在にも誇りを感じたロンドンからの第8報でした♪
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